六〇〇万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス

六〇〇万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス

を読みました。




私自身クックパッドはヘビーユーザで、夕飯のメニュー決めるときとか
かなりお世話になってます。
中身がRuby on Railsで作られているというのは有名な話ですが、
Rubyを使ったシステムとしては世界で第六位らしいです。すごい!!


改めて使ってみて気づいたのですが、クックパッドのサイトは本当にシンプルに出来ています。
最近のポータルサイトは次々と色んな機能を投入してページビューを増やそうとしているのに、
クックパッドはオープンから10年以上経った今でも、レシピを載せることしか主な機能がありません。
PCに不慣れな人や主婦みたいに時間の無い人にとって、
こんな風にシンプルでいい意味で変化の少ないサービスは最高に使いやすいんだろうなと思いました。


私も仕事で色々なアプリを作ったりしているのですが、一人で開発をしてると
「どんな機能が求められているのか」とか「どうしたらユーザが使いやすいのか」
といったことがだんだん見えなくなってきてしまいます。


多少分かり辛いインターフェイスになっても、説明付けとけばいいかな、、とか妥協してしまうこともあるのですが、
この本を読んでそんなこと考えた自分死んでしまえ(>_<)という気持ちになりました。
プロなら説明のいらないインターフェイスを追求すべき。というか常に利用者の立場で考えられないと"サービス"を作っていることにならないですよね。


自分たちの仕事に対する情熱とか、ユーザ視点を貫く姿勢とかとにかく見習うべき点が多すぎます。


いちユーザとしても、いちエンジニアとしても、クックパッドがより好きになれる一冊でした☆